日本最初の地下鉄1001号車は、2017(平成29)年9月に「国の重要文化財」に指定され、現在は文化財保護の観点から電車内(客室)への立ち入りを制限させていただいております。
このたび、日本初の地下鉄車両1001号車の車内を中心とした地下鉄の歴史コーナーを、期間限定のバーチャルツアーとして公開する運びとなりましたので、ぜひ開通当時の地下鉄車両内部をご覧ください。
この車両は、1927年(昭和2)年12月30日、東洋で初めての地下鉄が上野~浅草間に開通したときに使用されていた第1号車です。
不燃対策として鋼鉄製の車体や難燃性の内張り材料を使用したほか、追突事故などを防止するための自動列車停止装置やドアの自動開閉方式を採用し、開業当時から安全度の高い電車として運行していました。
客室灯には間接照明を採用し、車内の塗装には木目柄を用いるなど、暖かみを感じられるような配慮がされていました。
あまりにもきれいで清潔であったため、下駄を脱いで乗車した乗客もいたほどでした。
クリックしてドラッグします。または、矢印キーを使用して左右に向きを変えます。
床面のリングをクリックします。または、矢印キーを使用して前後に向きを変えます。
スクロールホイールを使用します。または、プラス(+)キーまたは−(ー)キーを使用して、ズームイン、ズームアウトします。
空間内の青・緑の〇をクリックすると、展示物の解説がご覧いただけます。
バーチャルツアーで見学できる銀座線と丸ノ内線の車両には、今も変わらぬ他のメトロ線の車両との違いがあります。何でしょう?
車両の足元を見てみましょう。
Q1の答えのため、他のメトロの路線にはできて、この2路線にはできないことがあります。何でしょう?
路線図を見てみましょう。
メトロアーカイブアルバムでは、貴重な写真や資料を使って
東京の地下鉄の歴史をご紹介しています。